AROMATIQUEのインナーウェアを手にした時、色鮮やかだと感じたことがありませんか? また洗濯しても色落ちがしづらく、長く愛用できるのも特徴です。発色のよさが持続する理由は、糸からこだわっているからです。
■AROMATIQUEのインナーウェアは、何度洗濯しても、ずっと漆黒が続く
様々な色のアイテムの中でも、特に色に深みがあると言われるのが黒。漆黒とも言える発色が叶うのは、糸から染色しているからです。
<右から/コットンストレッチ フィットブラタンク ブラック¥12,100、シルクアコーディオン サテンキャミソール ブラック¥12,100、フロントレースキャミソール ブラック¥9,680、ウールシルク ロングボトム ブラック¥14,300>
■糸から染色し、乾燥にも時間をかけるから繊維の奥まで色が入る
一般的に染色は生地にしてから行いますが、そうすると繊維の中まで色がしっかり入りづらいのです。そのため鮮やかに発色しにくく、褪色もしやすくなります。
一方でAROMATIQUEのコットンアイテムで使用する、世界最高品質と称されるブランド綿糸の「フィロスコッチア」は糸から染色。繊維の中まで色が浸透し、ビビッドかつ色褪せしにくい特徴を持っています。
<溶剤につけ、光沢を持った「フィロスコッチア」の糸>
希少とされる超長綿のみを用いる「フィロスコッチア」は、染色に至るまでも随所にこだわりが。製糸さればかりの糸は、綿花そのままのクリーム色。それを特別な溶剤の中に入れることで、コットンにも関わらずブロンドの髪の毛のようなシルキーなツヤを生み出しています。
染色もタンクの中で生地を回しながら一気に染める高温染色が多いですが、「フィロスコッチア」は、かせ染色という手間暇のかかる技法を採用。
<糸1本1本に色を染み込ませる、かせ染色>
管に糸の束を引っ掛け、管の中から噴射される染料でじっくりと糸に色を浸透させていきます。染色のみならず、乾燥も一般的な染色よりも倍以上の時間がかかりますが、これで色を定着させ、発色のよさや褪色のしづらさにつながります。
<右上から時計回りに/シルクアコーディオン サテンキャミソール セルリアンブルー¥12,100、コットンストレッチ フィットブラパンジー¥9,900 、AROMATIQUE×Velnica.コラボ パッド付ブラ ルージュ×ブラック¥9,900>
糸や生地の加工の一環である染色。そのため、どうしても素材にダメージを与えることになりますが、糸からの方が生地から染色するよりも、ダメージが少なく製品化した時に型崩れがしにくい特徴もあります。
生地にしてから色を入れる後染めは、高温にさらして染色を行うため、糸や編みの組織へ大きなストレスを与えます。その点、糸から染める先染めは編みの形状を保ちやすく、型崩れしにくいのです。
発色のよさだけでなく、褪色も型崩れもしにくいので、いい状態で長く愛用できるAROMATIQUEの魅力。これもリピーターを引きつけるポイントなのです。
※価格はすべて税込です。
Writing : tica tsushima